とりあえず、知床に行きたかった。
知床というとクマ?
クマという、食物連鎖の頂点の雑食巨大獣がたくさんいるということは、それだけとてつもなく豊かな自然があるということだ。
そういうわけで、多分10年以上前から知床という土地が気になっていて、「知床」という文字自体にもどこか魅力を感じていた。あと、知床のシャチの写真をたくさん撮っているTwitterアカウントもよく眺めていた。
航空券を考える時、最初は札幌行きしか安いやつがないと思っていたので、当初札幌から車で観光しながら横断する計画を立てた。車で7時間…まあ頑張れば行けるかな、とか、観光しながらなら大丈夫かな、とか考えていたが、レンタカーの乗り捨て代金がなかなかかかる。なんやかんや往復するまでの気力もない。
よく考えたら、札幌には「ウニクリームパスタを食べたい」くらいの願望しか私にはなかった。友達も特に行きたいところはないみたいだったので、札幌経由なしになり、北海道というより、東側のみを回る「道東旅行」になった。
それで、関空からPeachで釧路や女満別まで飛行機があるので、それにした。毎日便があるわけではないので、関西と道東を往復できる日程を考えると、おのずと4泊5日の旅になった。そんなこんなで、旅の行動範囲が決定した。

まず、知床ではそこそこ日数がほしい(確実にイルカかクジラをみたい)。釧路湿原も回りたい。なんかアイヌコタンとか面白そう。
最初は「釧路空港→釧路湿原→阿寒湖・屈斜路湖→知床→網走→女満別空港」という予定を立てて、ホテルを探していた。効率的で無理のない計画だった。
弾丸で上高地に行った友達と行くので、それに比べれば優雅な旅になるなと胸を膨らませていた。
しかし。
ーーなんか、日曜日に車の中で見たバナナマンが喋ってるテレビで、
「北海道に野生のラッコがいる」とか言ってたな……調べてみるか。ーー
どうやら霧多布というところに行けば、いるらしい。しかも今回の活動範囲内。行って天候が悪くなければ、ほぼ見られるらしい。
行くしかないやん。
ラッコは一度、日本(北海道)で絶滅した。それが再び北の海からやってきて、北海道の一部に住み着いた。今も世界的に絶滅危惧種で、水族館で飼育しているのは鳥羽水族館だけ。しかも、言わずもがな可愛い。
そういうわけで、当初の効率的で無理のない計画はかなり捻じ曲げられ、釧路湿原の滞在が短くなり、霧多布で都合のいいホテルが見つけられなかったため(本当はあったけど、その時は気づかず)、移動距離が長くなった。
だけど、ラッコが見られるなら?
いや、ラッコの生息地に行けるだけで嬉しい。
この計画で友達に許可をとった。
1日目 ✈️関空12:45ー釧路14:50
釧路で夜ご飯を買い出し、別海町のゲストハウス(betsukaicho GREENSTAR)に宿泊。
2日目 朝ラッコを見る。知床へ移動(クルーズ)
斜里町HOTEL BOTH宿泊
3日目 知床(シーカヤック)
知床五湖
斜里町HOTEL BOTH宿泊
4日目 知床からアイヌコタンへ移動
途中 神の子池
アイヌコタンからホテルへ移動
ランプの宿森つべつに宿泊
5日目 網走監獄
✈️女満別15:35ー関西18:10